4月から5月にかけて、大学では各クラブ・サークルによる新入生の歓迎が続く。
実はこの新歓、京大のような大組織内では新入生でなくてもその振りをしていれば
もてなしを受ける側に回れるのだ。
普通に暮らしていて馬やヨットや熱気球に乗れることはあまり無い。
しかしこの時期は新入生に見える人なら誰でもうまい飯をタダで食い
他の学生から学科単位やアルバイトに関するこぼれ話を聞きながら
大学の財産を堪能できるのだ。
ふだん孤独な人なら色んな人と打ち解けて話せるのも新鮮で刺激的だろう。
ぼくは入学前、「日本の大学生はバイトやサークルで遊び呆けて馬鹿になる」
と度々本で読んでいたのでサークル類の勧誘には一切応じなかった。
しかし入学後半年も経つと、大学に知り合いが一人もいないのが
いかに詰まらないか知るようになり、
2年目と3年目の春に合わせて60以上の団体を回った。
このページではそのときの様子や印象に残ったことを紹介する。
あれからもう何年も経つので特に問題ないだろう
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